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紆余曲折を経て今は村上信五さんをゆるっと応援しています。
2016年03月27日 (日) | 編集 |
多少悦に入った文章なのはお許しいただきたく…w。

「ブラジルで大人気の」
「かっこよくてみんなにやさしい」
「物静かでアーチスティックな発言をする」
シンゴムラカミの設定を
「関ジャニ∞の」
「夜ふかしに出てる」
「タカツキング」
“村上”(苗字の呼び捨て)に

ホテルでのセリフを
「映画とドラマ」⇒「バラエティ」
「クールで二枚目な刑事役」⇒「普段のパブリックイメージ」に

脳内で置き換えてみる。

今回のイフオアはそういうことなんやろうと思う。

ホテルの場面は「迫真の演技だw」と
自身MCで言っていたとのこと。
言葉を起こせば乱暴な印象を受ける
怒りをあらわにする台詞も
実際は全く大声ではなく気持ちを抑えながら
という感じでその部分以外も
終始本当に独白と名付けるに相応しい静かな口調だった。
帰ってすぐ携帯や時計を置くところも
手を洗ってうがいするところも
ビールをグラスへきれいに注げただけで
満足そうなところも
電話で話しながら足元で
スリッパをいじるところも

リアルすぎた。

リアルすぎてセリフのひとつひとつに胸が苦しくなった。
自分で抱えきれなくなったものを
ファンに問いかけたいのかと。
回答を迫られている気がして身を固くした。

けど、ただそれだけだった。

次の瞬間には彼は
きらびやかな衣装(といえどほぼ半裸)に身を包み
サンバを面白おかしく踊り
コンサートよろしく銀テープが放たれてステージは終わる。

なんていうか、人生のエンディングって
こんなんだったらいいな、って思った。
9割9分9厘は自分にとってどうしようもないことばかりで
辛くて悲しくて何が楽しくて生きているのか尋ねられたら
言葉に詰まってしまうような日々を終えるその時は、
こんなふうにバカみたいに前向きに
「うせやんwwwww」なハッピーエンドで爆笑したいなって。
村上さんの思考の行きつく先もそうであってほしいなって。
この解釈が意図しているものと
合っているかは判らないけど。願いでしかないけれど。

千穐楽のカテコで「何もないと言っていたこの舞台に
実は意味があるんです。隠れミッキーならぬ隠れ村上」
と語り始めモヤモヤする会場に
ひとしきりもったいつけた後
「本当はなんにもない」とおどけてみせた村上さん。
その時のワッと一瞬笑いで沸きながら
「でも本当はあるんでしょ。知ってるよ。
でも言わないんだよね。それも知ってる。」
っていうなんともいえない
でもやさしい空気に満ちた客席にグッときた。

少しだけ本音を垣間見せて
「ウソウソ。ネタやで~w。」とおどけてみせる姿は
自身のファンへ向けた愛情そのもので
それに感動しながらも少し切なく思ってしまう
ファンの気持ちも村上さんへの愛情に違いはない、んだな。

前にも一度書いたこの言葉が
一番しっくりくるので再度。

村上さんはほんまに365日村上さんで
うそつきなのにうそがない。

大好きです。




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