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紆余曲折を経て今は村上信五さんをゆるっと応援しています。
2018年10月01日 (月) | 編集 |
近田春夫氏考

近田春夫氏といえば
私にとっての認識は
小中学生の頃
月刊明星の毎月付録だった
「Young song」ていう歌本に
(流行してる曲の歌詞やコード譜が
載っている本)
ばんばひろふみ氏と隔月で
新曲レビューコーナーを担当していたひと、だ。
ばんば氏は比較的なんでもgoodなのに対し
近田氏は辛口なものも多くて
中二病気質だった私の心を
がっつり掴んで読むのを楽しみにしていた。
近田氏は所謂手あかのついた歌詞を好まず
松山千春なんかの常套句的表現や
普遍的な人生賛歌は毎度こきおろし
逆に80年代アイドル、
シブがき隊やキョンキョンに代表されるような
ハチャメチャな歌詞…作詞家陣でいうなら
森雪之丞あたりをやたら
絶賛していた記憶がある。
近田氏自身もトシちゃんのアルバムに
歌詞提供などし、自分のユニットを組んで
曲も出していたけど
箸にも棒にも掛からない駄作で
レビューとコラムで飯食ってりゃいいのに、と
子ども心に思っていた。

そんな彼の名前を久しぶりに
ヤフトピで目にした。
なんと∞の「ここに」のレビューを書いていた。
しかも文春オンラインで。
このレビューがまぁひどかった。
元々コラム的要素を持ったコーナーなのか
いきなり自身の曲宣伝から始まり
暗に、というよりはそこそこ堂々と
なぜか最近の錦戸大倉のゴシップ話を
けっこうな長尺で盛り込んでおきながら
「そんなことは曲がよけりゃいい」と
ようやく批評へ。
(ちなみにこのくだりが結びのオチに
なってるわけではない。全く意味がない)

またこの批評がうっすいペラペラだった。
昔から変わらぬ常套句への批判も
何を恐れているのか
褒めたいのか貶したいのかのらりくらり。
デビュー当時の大阪押しソングの頃が
好きだったようで、この嗜好も
全く変わっていないようだった。
近田氏にとっては昔も今も
アイドルは一過性の輝きを放つもので
成長し持続していくものではないのだろう。
一発屋のような曲で
一時ムーブメントを起こせば
あとはゆるやかに消えていく。
そんなアイドル像から抜けられず
且つ方々に配慮してエッジの効いた
批判もできない様は滑稽で惨めだった。

結びに
「良くも悪くも大人になった」と
あれほど嫌っていた
引くほど手あかにまみれた言葉を使い
結局は曲への明確な指摘もなく
何を言いたいがために書いたレビューか
全く判らずじまいだった。
最後まで読んだ無駄な時間を返してほしい。

こんな近田氏の稚拙な文章を
毎号楽しみにしていた小中学時代の
自分が心底恥ずかしい。
いや、当時子どもだったからこそ
「良くも悪くも大人になれない」近田氏に
ハマれたのかもしれない。

「スターダストのくず」にもなれずじまいの
80年代のゾンビを見てしまった。
これからもそんな人らをいっぱい
見かけることになるんやろうなぁ。
人はやっぱ引き際が肝心やわ…。







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